イベント参戦

アダプトプログラムの続きをかくつもりで放置になってしまってました( ̄▽ ̄;)

↑↑↑

これとは全く関係の無い記事ですが………

 


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ゴミ拾い部の活動として、色んなイベントに参加させてもらうのですが、このイベントに参加するのは2回目✨
前回はハロウィンの時期だったのでコスプレをして参加しました(笑)



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大人気だった幼稚園コス😂


イベントの主催者の団体さんも、日頃から清掃活動に力を入れてらして、意識の高い団体さんです。
こちらのイベントにゴミ拾い部として何かしら貢献できないかという事で関わらせてもらっています。


活動内容としては


①イベント会場でのゴミステーションの管理。

ゴミステーションでは分別の呼びかけ。無人のゴミ箱だとちゃんとする人もいれば、残念ながら分別せずにどこでもいいやと放り投げる人がいるのですが、私たちがゴミステーションにいて、ゴミを捨てに来た人に「ありがとうございます!」と声をかけると皆さん捨てかけた手を止めて分別して下さるのです。
「ゴミを捨てに来て【ありがとうございます】って言われたの初めて!」と笑顔で帰られる方も😊
ゴミ捨てて「ありがとうございます」なんて感謝されると、よそでもポイ捨てしにくくなるんじゃないでしょうか😊?
褒められるのが嬉しくて、何度も何度もゴミを捨てに来て、捨てる物が無くなったからとゴミを拾ってまで捨てに来てくれる可愛いちびっ子もいたりします😊

 


②会場内のゴミ拾い。
うっかり落としたり、風で飛んでしまったゴミが一つでもあると、それが2つになり3つになりとどんどん増えていってしまうのです。
ゴミ一つ落ちていない会場にする事でみんなの意識も高くなります😊


③周辺地域のゴミ拾い。
このイベントではスタンプラリーも行われるのですが、そのポイントをまわる際にゴミを拾って回ります。
普段のゴミ拾いも、ん?と注目されることも多いのですが、同じ目的のスタンプラリー回っている人からは、いつも以上に注目されます😊
そして、地域に密着したイベントなので、そのイベントで近隣の方にご迷惑をおかけする訳にはいきません。
いつもより綺麗な状態で終われるように♥と思っています。


今回もたくさんの部員さんに参加してもらい楽しんでもらえて嬉しかったし、何よりイベントの打ち上げで、ゴミ拾い部の活動に物凄く感謝いただけたのが嬉しかったです♥


今までゴミ箱が溢れかえってしまって大変な事になっていたのに、今日はいつ見てもゴミ箱が綺麗で感激しました。
ゴミステーションの声かけには驚きました!
わざわざ遊びに来ていただいてゴミ拾いして下さるなんて!
私達もゴミに対しての意識が変わりました。
イベントが盛り上がって嬉しいです!


めちゃくちゃ嬉しいじゃないですか😍
そんな大した事はしてないんですよ?

なのにこんなに感謝されて……(´;ω;`)♥

 

私がゴミ拾いを始めた時は黙々とゴミを拾い続ける日々でした。

それはそれで楽しんでいたのですが、やはりそれではポイ捨ては減らないのです。

1人ではダメだ。みんなに参加してもらう事も必要だけど、みんなの意識を変えなければ!

 

そう思っていたので、今回のイベントではその変化を物凄く感じる事が出来ました♥
 

これからもこういう活動を続けて、色んな人達と繋がりながらみんなを巻き込んで行けたらなと思います🎵

いつも一緒に楽しんでくれる部員さんにも感謝です✨

 

 

おまけ♥

 

今回のイベントの目玉

ファッションショーにゴミ拾い部のお友達と一緒に出場してきました😁

私なんか仕事中は作業服にヘルメット、普段もゴミ拾いしてる事が多いからいい加減な服装をしています(笑)

ショーに出る前も酷い格好😂って、まぁ、before  after感を出すためにいつもに増していい加減な服を選んだのもありますが😂

 

それでも馬子にも衣装✨

上手く変身できました😍

【before】
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【after】


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とっても楽しいゴミ拾い部活動🎵

今週末もイベント参加です😂

アダプト意見交換会 その1

昨日は枚方市環境保全課  アダプト意見交換会でした。



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簡単に言うと、枚方市内のゴミ拾いや清掃のボランティアグループの意見交換会


本職でもないし(もちろんボランティアだから副業でもないけどw)仕事休んでまで参加するのも、いよいよ私も感覚がおかしくなってきたのかな?(笑)


行ってみると30団体程の代表者がおいででしたが、予想通り、やはりかなりご高齢の集まり。
私、恐らく下から2番目くらい( ̄▽ ̄;)


実は枚方市内では沢山のグループがコツコツコツコツ活動してくださってるんですね。
市のアダプトで63団体、府のアダプトで42団体、国土交通省のボランティアが3団体。


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この数は近隣の自治体を調べてもかなり多いです。
でもやはり高齢化で参加人数が減ってきたり、活動が負担になってきてしまっていたり。


こんなにたくさんの人が頑張ってくれているのにその活動がほとんど知られていないのがとてももったいない。


そもそも私もゴミ拾いをし始めて、アダプトに登録するまで、これだけ多くの方が活動して下さってたなんて知らなかったし、見かけても市から派遣されたシルバーさんなのだと思っていました。


ゴミ拾いしているほとんどの人は無償です。


綺麗な街にしたい、地域に恩返しがしたい、子供や孫が安全に暮らせるように。
そんな思いで頑張ってくれているのです。


昨日意見交換会に出席して思ったのは、大変だけども、誇りと楽しみを持って活動なさってること。でもその負担は軽減してあげないといけないのかな?と。


ゴミ拾いにもっと若い人達が参加出来るようにすること。
ボランティアさんへのサポート。
情報交換。
ポイ捨て自体を減らすこと。


んー。何やろうね。ほんま毎日ゴミゴミゴミゴミ言うてるわ(笑)


そんな中で、やっぱりこれ使って欲しいよねー、と思うのが【ピリカ】


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問題点の中に、活動メンバーが増えない。人が集まらない。というのがありました。


私自身、ピリカに出会う前に、こういうアダプトの存在は知っていましたが、決まり事がある。一度登録したら「やらなきゃ」いけなくなる。自由がきかない。日時が合わない。と言うのがありました。
なのでピリカの 24時間365日(あれ?どこかのキャッチフレーズと一緒w)いつでも誰でも一つでも1人でも出来るゴミ拾いに飛びついたのです。

 

 

つづく。

#PIRIKA

#ゴミ拾い

#枚方市

#アダプト

https://sns.pirika.org/#_2

ピリカショートストーリー #9

残念な事に先日お亡くなりになられた市原悦子さん。彼女の温かく、時に軽快で惹きつける語り口に、子供の頃釘付けになっていました。

 

そんな市原悦子さん風に読んで下さいね(*^^*)

 

 

 

『ピリカ昔話』

 



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むかしむかしのことじゃった。


正直者のじいさまと、意地悪なじいさまがおって、2人は隣どうしの畑で野菜を作っておった。

 

どういう訳か、意地悪なじいさまの畑では大きくて立派な野菜が採れ、正直者のじいさまの畑では小さな野菜が少ししか採れなんだ。

 

 

今日も市場では意地悪なじいさまの野菜が飛ぶように売れ、正直者のじいさまの野菜は沢山売れ残ってしもうた。


市場からの帰り道、いつもの地蔵様の前を通りがかった。

 

 

意地悪なじいさまは

『地蔵様にくれてやる野菜なぞないわ!』

そう言いながら市場で買うたにぎり飯を頬張った。


『何じゃこのマズイにぎり飯は!』


一口かじっただけで、意地悪なじいさまは地蔵様の前へにぎり飯を放り投げよった。

 

後から来た正直者のじいさまは、地蔵様に
『売れ残りのこんまい野菜で申し訳なかぁ。んだども一生懸命作った美味しい野菜だべ。』


そう言って、一つずつ丁寧に地蔵様へ供えていった。

 

ふと見ると、地蔵様の周りにはゴミが散らばっておった。
『地蔵様、すまなんだなぁ』
正直者のじいさまは一つ一つ、ゴミを拾い集めた。
その中には意地悪なじいさまのほおり投げたにぎり飯も。


『…………なんと罰当たりな事を……』

 

この一部始終をコッソリ薄目を開けて見ていた地蔵様。

夜になると皆で話し合うた。


『なぁんで、あんなえぇじぃ様に立派な野菜が作れんで、あんな意地悪なじぃ様がえぇ野菜を作れるんじゃ?』

 

『どうもおかしい』

 

『ちと、畑まで行って見てこよう』


地蔵様達は月明かりの下、コッソリ畑を見に来た。
するとどうじゃろう。正直者のじいさまの畑には、何故か沢山のゴミが散らばっておった。


『たまげた!これはどうゆう事じゃ。 』

 

地蔵様が首を傾げておると、奥からから何やら人の気配が。


目を凝らすとそこにいるのは意地悪なじいさま。家からたんまりゴミを抱えて来ては、正直者のじいさまの畑へ撒きよった。

 

『なんて事を………。』
地蔵様達も開いた口が塞がらなんだ。

 

怒った地蔵様は、一晩の内に正直者のじいさまの畑のゴミをぜーーんぶ片付けて綺麗に耕した。

 

 

朝になり二人のじいさまは畑へやって来た。


『おやおや、今日は随分と畑が整っておる』

実は正直者のじいさまは、毎日畑のゴミを片付けるのが精一杯で、今までまともに畑を耕せておらんかった。

 

綺麗な畑を見て意地悪なじいさまは悔しがる。
『昨日あれだけゴミを撒いてやったのに、一晩の内に片付けるとは!』


その日の夜も、また次の日の夜もゴミは撒かれ、地蔵様がコッソリ片付け。。。

 

そして数日が経ったある朝、二人のじいさまは市場へ売りに行く野菜を採りにやってきた。
見るとどちらの畑にも大きくて立派な野菜がわんさか。

 

沢山の野菜を市場に並べたじいさま達じゃったが、今日は不思議な事に正直者のじいさまの野菜だけが飛ぶように売れよった。

 

『なんでコイツの野菜ばっかり売れよるんじゃ!』

意地悪なじいさまはいらいらし始めた。

 

 

その時雨雲が近づき、2人の野菜にもパラパラと雨がかかりました。

 

 

するとどうでしょう。

 

 

あんなに立派だった意地悪なじいさまの野菜は、みるみる溶けて、そこに並んでいるのはゴミの山。

 

『何じゃいこりゃー!!わしの野菜はどこいったんじゃー!』


おったまげた意地悪なじいさまは、大慌てで荷物をまとめて市場から逃げ帰っていった。

 

 

 

意地悪なじいさまは、いつもの地蔵様の所まで戻ると、朝方ばあ様に握ってもろうたにぎり飯の包みを開いた。

 


『うわぁ!真っ黒じゃ!腐っとる!』
意地悪なじいさまは一目散に走って帰って行ったとさ。

 

地蔵様は薄目を開けて、その様子をニヤリと笑って見ておった。

 

これはどうやら野菜もにぎり飯も地蔵様の仕業
のよう。

 

 

さてさて、全部の野菜を売りつくした正直者のじいさまは、地蔵様の前へ来ると丁寧に手をあわせ、

『有難いことに、今日はわしの野菜が皆綺麗に売れよった。代わりに今日はばぁ様の握ったにぎり飯を食うて下され』

 

そう言って小さく綺麗にむすばれたにぎり飯を一つ一つ供えて帰っていったとさ。

 

 

『全ての行いは自分に返ってくると言う事じゃ』

 

地蔵様は正直者のじいさまの後ろ姿を、にこにこと見送っておったそうな。




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愛が溢れてるぅ~ヾ(o´∀`o)ノ

ほんとね、きっと落し物だからかもだけど、世の中捨てたもんじゃないなぁーと(*^^*)

 

 

私の愛用してるゴミ拾いアプリ【ピリカ】での投稿のご紹介です。

 

ゴミ拾いをしていると、明らかに捨てられた物と、これはきっと落っことしてしまったんだろうな………という物に出会います。

 

私が大抵拾うのは、もう随分時間が経過してしまった物で、落とし主も現れないだろう物がほとんどですが、まだ綺麗そうなハンカチや手袋なんかは、もしかしたらまた戻ってくるかも知れないと目立つ所に置いといたりします。

 

そんな中、心温まるエピソードがあったので、ご紹介しますね😊

 

拾い人は富山県にお住まいのアプリユーザーの方。

ご近所をパトロールを兼ねてゴミ拾いして下さっています😊

 

 

先週いつものようにゴミ拾いしていると、可愛い小さなハンカチを拾われました。


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空き缶や壊れた傘、タバコなどに紛れて………

スティッチかな?

きっと子供さんが落とされたのでしょうね(´・_・`)

 

この方はそのハンカチを持って帰り、綺麗に洗濯をしてきちんとジプロックに入れ、お手紙を書いて置いておかれました。

 


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ちゃんとフリガナもふってあります😊

優しいなぁ♥

字も綺麗だし、お人柄が伺えます♥

 

 

落とし主現れるといいなぁ (ღ˘⌣˘ღ)♡♡

 

 

 

すると……………

 

 

落とし主キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 


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お、お返事があるではありませんか!!!

 

すんばらしいっ✨⁝(ᵒ̴̶̷᷄⌑ ᵒ̴̶̷᷅    )⁝

おばちゃん感動した!

 

ハンカチを落として心を痛めていたであろう子供ちゃん。

見つけた時の喜びを想像したらこっちまで飛び跳ねそうです(❁´∀`❁)/

礼儀正しいこの子は、ハンカチを通した優しさに触れ、きっとこれから生きていく中で心に宝物を持てたんじゃないでしょうか✨

 

今日は全国的に寒気に覆われてますが、少し心を温めてもらえたかな?😊

 

ゴミ拾いしててのいいお話。

これからもご紹介していきますね🎵

 

https://sns.pirika.org/

ゴミ拾いビンゴヾ(o´∀`o)ノ

またまたやって参りました🎵

 

ゴミ拾いで学ぼうのコーナーです✨パフパフー📣📣

何でも楽しんだもん勝ちだと思っている私なので、ゴミ拾いも楽しみに変えれないか?普段からそう思っています。

 

そして思いついたのがゴミ拾いビンゴ🎵

ゴミ拾いに行く前に、どんなゴミが落ちているか予想して、ゴミ拾いしてゲットしたら消していく。

 

まぁ単純で面白いじゃあーりませんかー♥

 

今度の1月27日、この企画をゴミ拾いアプリ【PIRIKA】でやろうと思っています。


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これは5×5  25マスの大人バージョン。

 

今日は3×3 9マスの子供バージョンのお試しをしてきました。

 

我がゴミ拾い部の方と、その娘さん【6歳】に協力を依頼。

まずはゴミ拾いに行く前に、どんなゴミが落ちているか予想を立てていきます。

今までも親子でゴミ拾いしてくれていたので、「あ!カンあったやんね!」「あめちゃんのふくろは?」「一番多いのは………タバコ!!」と次々と書き出してもらいました。


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この春から一年生✨

一生懸命ひらがなで書いてくれました♡

 

それをどこのマスに何を入れるか?

ワイワイ言いながらお母さんに書いてもらいました。


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さて、いくつ見つかるかな?いざ出発!

と、思った矢先に、『あ!あれ!!!!』


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早速飴ちゃんの袋の切れ端(σ´∀`)σゲッツ!!

飴ちゃんの袋ほんまに多いんです。

こんな小さいねんからえーやんじゃなくて、こんな小さいねんからポケットにでも入れて持って帰ってんかー☆

 

そして、外に出るとやっぱり1番はコレ!


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くさいねん💦


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えーっと。たばこは真ん中!

見つけたら消していかなきゃね🎵


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たばこの箱もあったでー!✨


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❿ ① 円ゲット✨

 

商店街を拾いながら歩いていると、年配の方から『偉いねぇ』『ありがとう』のお声も😊

子供ちゃんは、褒めてもらえるのがとっても嬉しいのです♥

そして二袋拾った結果が


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ドーーーン!
こーんなにあったよー💦

 

ではではビンゴの結果発表はコチラ✨

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じゃじゃーん!

7マス埋まって3列揃いましたー✨

他にはこんなのも落ちてたね!


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今日は頑張ってお手伝いしてくれたので、拾ったマスの分だけ駄菓子をプレゼント♥

 

後で協力してもらったお母さんから

『楽しく拾えるのが一番✨
ビンゴカードを始めから作って渡すのでは無く考えて作る事で、興味もより深まりました。
また、皆でやればもっと楽しいはずです🎵
ありがとうございました。 』

と感想を頂きました♥

 

これからもう少し工夫して、親子でゴミ拾いビンゴを企画したいです😊🎵

 

興味ある方は1月27日  ピリカDEビンゴ参加してみてねーヾ(o´∀`o)ノ

 

https://sns.pirika.org/

ゴミ拾いで学ぶo(`・_・´)o !!

先日、地元のイベントに遊びに行くついでに、いつものトングとゴミ袋を持っていきました。

 

この【ついで】のゴミ拾いが私の楽しく続けられてる秘訣かも知れません(*^^*)

 

とは言え、たくさんの人で賑わっている中をゴミ拾いするのは実はちょっと勇気がいったりします。

旦那と一緒とかなら全然何とも思わず拾えますが、一人だとまわりの人も不思議がりますしね(´ヮ`;)

 

そんな中、知り合いのお店で食事している時に、Facebook繋がりの方の子供さんが現れました。

 

彼女は小学一年生。

退屈そうにしていたので、トングを持って行ってゴミ拾いに誘いました。

 

『一緒にゴミ拾いに行くでありますか(  ・ω・)ゞ!?』

「行くでありまーすっヽ(´∀`)」


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私もそうですが、ゴミとは言え、見つけた時の喜びは宝探しと同じ感覚なのです😊

『あったであります!( ˆoˆ )/』

『あっちの道も探すであります!』

『きゃー!こんなのも落ちてるであります!』

ととっても楽しそう(*^^*)

 

結局30分ほどでスーパーの袋満タンになる程のゴミを拾い集めました。

 

その日の夜その子のお母さんから『ゴミ拾いを教えて頂きありがとうございます』と連絡がありました。

正直、勝手にゴミ拾いをさせてしまった形になるので、汚いことを!と怒られるのではないかとドキドキしていました。

でも、喜んでもらえたので、是非どんなゴミがあったのか、ゴミ拾いしてどうだったか、どうして捨てられてるんだろうかと話を聞いて、そしてたくさん拾ってくれたことをよく褒めてあげて欲しいと伝えました。

 

すると次の日、『学校帰りに吸い殻が溜まっている所を見つけてきました。後日回収に行く事にしています。』

と仰るではありませんか!!!

 

そして女の子はゴミ拾いした事をとても誇らしく話してくれてるとも。

 

子供は色んな物、人、出来事からたくさん吸収して育っていきます。

このゴミ拾いもそうなれるのではないでしょうか?

 

ただ【拾う】だけでは何でもないですが、その事について親子で話せる内容は山のようにあります。

 

いつか子供向けのゴミ拾いワークショップ的なのがやれたらいいなぁと思えた出来事でした✨

 


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ピリカショートストーリー #8

もたもたしてる間に10月になってしまっていますが…。

うだるような暑い夏の一コマです(*^^*)

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 


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『夢を繋いで』



今日も暑い!
八月ももうすぐ終わるというのに、弱まること無く照り付ける太陽。

中途半端なにわか雨のせいで湿度も高い。
まったくもって外回りには不向きな季節である。


取引先の部長との約束は午後3時。
まだ余裕があるので、僕は公園で少し休憩する事にした。
缶コーヒーを買って木陰のベンチに座ると、グラウンドでは少年達が野球をしているのが見える。


―――懐かしいなぁ。
甲子園、そしてプロを目指してた頃を思い出す。
あの頃はあんなにもがむしゃらになれたのになぁ。


ふと視線を逸らすとゴミ箱があり、
そのまわりには空き缶が散乱していた。


「よぉし!」


僕はそれらを拾い集め、腕まくりをして構えた。


「ピッチャー振りかぶって~!!第一球、投げました!」


…カランコロン…………
っんだよ 四年でこんなに鈍るもんか?


「気を取り直して~、第二球、投げました!」
…………コンコロコン……
┐(´-`)┌ダメだこりゃ、素直に捨てよ。


しかしまぁゴミ箱があるのに、よくもこれだけ散らかせるものだ。


最後の一つを拾い上げた時


「あぶなーい!!!!」


振り返ると高く上がったファウルボールが、僕目掛けて飛んできた。


「よっしゃ!まかせろ!」
僕は張り切って構えたが、ボールは見事に受け損ね、珍プレー大賞みたいに頭でボヨヨーンと跳ねて飛んで行った。


転がるボールは池にポチャリ。
「ご、ごめんな💦お、お兄ちゃんが取ってくるな!」
さすがに責任を感じたので、革靴と靴下を脱ぎ、スーツのズボンをまくしあげボールを取りに池に入った。

 


「はい♪」


自分が受け損ねたのは棚上げ。取ってやったぞとばかりに笑顔でボールを手渡す。
と、その時。


カラーンカラーンカラーンと公園の鐘の音。

 


「( ゚д゚)ハッ!  今何時!?」


「あれは、3時の鐘です。」


やっべー!
びしょ濡れのまま靴下と革靴を履き、もつれる足で必死に部長の元へ急いだ。


厳しいことで有名で、時間にルーズなのが何より嫌いな部長だ。

息も絶え絶え、待ち合わせの喫茶店に辿り着きドアを開ける。
「お、遅れて申し訳ありません!」

 


怒鳴りつけられると思った僕に向けられた視線は………

 

 


( ゚д゚)ポカーン

 


「何、その格好………。」

 


部長の目の前には、両足まくしあげたとんでもない格好の僕。


「いや、あの、実は…」と、言いかけて大事な事に気が付いた。

 


( ゚д゚) ハッ!  鞄!! しょ、書類がない!


「すぐ戻ります!!!!」

僕はまたもつれる足で、慌てて公園へ引き返した。

 


( ゚д゚)ポカーン←部長
 


しかしベンチにも池のフェンスにも空き缶を集めたゴミ箱にも、どこにも鞄は見当たらない。
諦めかけたその時1枚の貼り紙が目に入った。

 

 


【お兄さんへ】


広げてみると、何やら暗号のような、←やらが書いてある。


【大きな木を右→】


【赤い屋根のお家を右→】


【三本目を左←】


【突き当たり右→】


なんだなんだ?


→の通りに進んで行くとその先には交番があった。

 

 

 


―――え?もしかして?


交番で鞄の事を尋ねると


「あぁ、届いてますよ(*^^*) さっき野球少年が持ってきてくれました。」

 

助かったーε-(´∀`*)ホッ


鞄の中身を確認すると
大事な書類と一緒に拙い文字で


【ボールを拾ってくれたお礼です。
ゴミも片付けてくれてありがとうございました!】


────へぇー(゚A゚)  今どきこんな子達もいるんだなぁ。日本の未来は明るいかも知れないな。

 


僕は鞄を受け取ると急いで部長の元へと戻った。
もちろんズボンの裾はきちんと戻して…(^_^;

 


茶店に着いて僕はひたすら謝った。


「まぁいい、今日は飲みたい気分だ。罰として今晩付き合え!」


会社には直帰する旨連絡を入れ部長と飲みに行く事になった。

 


僕は謝罪と今日出会った野球少年の事、昔野球を続けてプロを目指してた頃の話をした。
すると偶然にも部長も同じだった。


子供の頃から野球漬けだった事。昔は丸坊主が当たり前で女の子にモテなかった事。甲子園の予選で敗退して悔しくて荒れてしまった事。


部長はその夢を息子さんに託し、ついに今年甲子園出場を果たし、準決勝まで進んだのだそうだ。
僕達は意気投合して盛り上がり、契約の話も前向きに考えて貰える約束をした。

 


「帰りはタクシー呼ぶから一緒に乗ってくか?」
「いえ、僕は寄る所がありますので」
そう言って別れた後、僕は昼間の公園に戻った。

 

 


───あの時拾ったはずのゴミ箱のまわりには又たくさんの空き缶が。


全くマナーのなってない奴が多いったら┐(´д`)┌ヤレヤレ

 

僕はまたたくさんの空き缶を拾い集めて、昼間のようにゴミ箱と向かい合う。


「よっしゃ!  ピッチャー振りかぶって~」


コロンコロン!!


「ストラーイク!」


なんだよ、酔っ払ってる方がコントロールいいじゃん!

 


全部をゴミ箱に投げ入れ、僕はグラウンドのフェンスに
貼り紙をした。


【カバンありがとう!
今度の日曜日、一緒にゴミ拾いと野球をしよう!】

 

 

 

 


僕の捨てきれなかった夢と、明るく綺麗な未来を、この子達ならきっと叶えてくれる。

 

そう僕は信じて、公園を後にした。